お別れの前にできる準備(棺、副葬品)

赤ちゃんを安置するための棺

葬儀会社にお願いせず、家族のみでお見送りする場合は、棺を自分たちで準備しなければならない場合があります。

ごく小さな赤ちゃんの場合は、紙製の棺が病院で準備されていることもあります。

通常、病院のスタッフから棺の準備についてお話がありますので、ご自分で準備する前に確認してみてください。

棺の価格は材質や大きさで幅があります。何を基準に選べば良いのか迷いますし、悲しみの中、一から情報を集めるのはとても大変なことだと思います。ご家庭ごとの事情にあわせて、無理のない形で準備ができますように・・・。下記に参考となるサイトを集めています。


◆ワン&オンリー

紙製の棺と小さな産着、布団のセットです。棺のみ単体での販売もしています。

会社のTwitterアカウント紹介文を転記)

赤ちゃんの棺と産着「ママと天使のためのベビーコットとベビー服」をアマゾンで販売しているワンアンドオンリーです。全国のアマゾンの倉庫に在庫がありますが、倉庫の都合で発送が遅い日もあります。お急ぎの方はダイレクトメールからご連絡ください。事業所に在庫がある場合は、千葉県からヤマト運輸で発送いたします。


◆天使のsora 

民間の通販サイト。赤ちゃん用の柩、布団、、おくるみ、骨壷、仏具など各種取り扱いあり。

◆なごみ

紙製の棺の他、小さな産着やおくるみの販売をしています。

赤ちゃんの棺『夢旅』 | Nagomi powered by BASE

数あるお店の中から「Nagomi」をご覧頂きありがとうございます。 お仕立てしているお洋服やおくるみは、 流産・死産・新生児死・選択的人工妊娠中絶などで亡くなられた赤ちゃんが安心してお空へゆけるよう心を込めておひとつずつ丁寧に仕上げています。お母さん、お父さん、ご家族にとって赤ちゃんをお空に送り出すこと、こんなに悲しいことはありません。突然の深い悲しみのなかにいるお母さん、お父さん、ご家族にとって、お別れまでの限られた時間の中で、赤ちゃんのお見送りの準備をすることは難しいかもしれません。また、お洋服の用意がある病院もありますが、まだまだ寄付の行き届いていないところも多くあります。そのため、Nagomiでは、わが子にお洋服を着せてあげたいと願うお母さん・お父さん、ご家族のかたの力になれるよう、活動をしております。なごみでお作りしたお洋服を通じて、ママやパパ、ご家族が心和む時間を過ごすことができますよう心より願っております。また、赤ちゃんとお別れされてから、「赤ちゃんに合うお洋服を着せてあげることができなかった」、「急な出来事でお洋服の準備をしていない」など、そんな後悔をされている方に、空にいる我が子にかわいいお洋服をプレゼントしたい、そんな願いもお受付しています。【注文の際のお願い】ご注文される際、赤ちゃんの在胎週数と体重の記載をコメント欄に記入していただけたら、サイズ確認ができます。おひとつおひとつ丁寧に手作りしておりますが、完璧なお品ではないことをご承知の上ご購入ください。ご注文後のキャンセル、返品、交換はできかねます。【配送について】なごみのお洋服は、赤ちゃんとのお別れに間に合うようにご配送したいと考えています。⚠️出品しています商品は全て、ご購入から1〜2日にて発送可能です。基本的に下記の2つよりお選びいただいております。レターパックプラス 520円(対面渡し)レターパックライト 370円(郵便受け)ご購入後、1〜2日を目安に発送しておりますが、土日祝日を挟みますと到着が遅くなる可能性がありますので、早急な方はご連絡ください。〈レターパックお届け日数の目安〉発送元郵便番号…〒064-0807

赤ちゃんの棺『夢旅』 | Nagomi powered by BASE

◆「わが子のひつぎ」

小さな赤ちゃんのための棺(赤ちゃんの身長が10cm〜28cm 、大小2種類)

札幌市立大学の看護とデザイン学部の協同で開発されたそうです。

◆「天使ちゃんのおくりばこ」

秋田の天使ママ・パパの自助グループが、赤ちゃんを見送るための用具のセット(産着、お布団、棺、木製玩具、お骨入れ)を作成・販売されています。

◆Bee-S まゆのゆりかご

副葬品について

赤ちゃんのために、おもちゃなどをお棺に入れてあげたいと願う親御さんも多いと思います。ただ、ご遺体が赤ちゃんであるかどうかを問わず、副葬品としてお棺に入れられるものは、火葬の妨げとならない可燃物に限定されるのが原則です。

原料によってはお骨を汚したり、炉にダメージを与えたりといったこともあり得るので、金属、プラスチック、ゴム、ガラス類の不燃物は控える必要があります。また、小さな赤ちゃんの場合、副葬品が多すぎると、お骨がきちんと残らないこともあるので注意が必要です。

親御さんの多くが、赤ちゃんへのお手紙や小さなぬいぐるみ、鶴や舟などの折り紙、お花などをお棺に入れておられるようです。

自治体や火葬場によって、制限品目への注意が一部異なることがあります。副葬品について迷った場合は火葬場に問い合わせると良いでしょう。

参考)下記は札幌市における副葬品の制限品目の表です。

葬儀に関わる方へ

亡くなられた赤ちゃんの葬儀・供養の場で協力していただく皆さんに理解していただきたい、当事者の思いをご紹介します。 赤ちゃんのお見送りに関しては、病院から葬儀会社を紹介され、そのまま葬儀会社にお任せする場合もあれば、葬儀会社をご利用せずに葬儀も行わず、家族だけで火葬を済ませる場合もあります。火葬後、落ち着かれてから赤ちゃんの供養を考えるご家族も少なくありません。このページでは、葬儀に関わる方に配慮していただきたい内容を掲載しております。(便宜上、ご遺族が接する時系列順(「葬儀社の方」「火葬場の方」「宗教者・僧侶の方」)に記載しています。) また、ご遺族へ、当会発行の冊子『大切なお子様を亡くされたご家族へ』を渡してくださる葬儀社や僧侶の方もいらっしゃいます。赤ちゃんのお別れ方法や、お別れ後のこころについての情報も盛り込まれた冊子です。冊子の趣旨にご賛同くださり、配布にご協力お願いします。 >>冊子『大切なお子様を亡くされたご家族へ』 葬儀社の方へ 大切なご家族の死の中でも、かけがえのない「子どもの死」は、ご家族の悲しみとショックが特に大きくなります。 葬儀社に連絡が入る時は、亡くなられて少し時間が経過している時だと思います。「葬儀」を考えるという事は、ご家族がお子様の死を意識し現実を進み始める大切な時間となります。ご家族としては、元気で産まれてくれることや、健やかに成長してくれることを考えていた中での死です。ご家族がお子様との別れの時間をどのように持つべきかをじっくり考え、悔いのない納得のゆく時間を過ごせる事を大切にしながら、葬儀内容を決められるようサポートしてください。また、葬儀の専門職の立場から、知っている情報を家族の心情に配慮しながら、分かりやすく丁寧にお伝えしていくことが重要となります。 下記については、亡くなったお子様の年齢・状況・施設や地域性、風習などによっても大きく違いがあるので、葬儀社ごとに調べてご家族に説明できるように準備していただければと思います。 ご安置について(ドライアイスや冷蔵庫の使用について) 火葬までの日数やお子様のお身体の様子、また安置場所の状況にもよりますが、家族にとって、体はきれいであっても「子どもが冷たくなっている」ことはとてもつらいことです。

流産・死産経験者で作るポコズママの会

周産期グリーフケア情報ステーション

流産、死産、新生児死などで赤ちゃんをなくした家族のための情報を集めたサイトです。

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